今日、テレビで『Black Hawk Down』が放送されていて驚いた。
僕はこの映画が非常に気に入っていて、既に5~6回以上見ています。この映画は事実に基づいたノンフィクション小説が映画化されたもので、1993年におきた米軍によるソマリア侵攻について描かれたものです。何故、僕がそれほどこの映画を気に入っているかというと、戦争を題材にした映画なのかなでも、登場人物の感情を徹底して排除し、ただ淡々と当時の惨憺たる市街戦を描写している点にあります。映画では、2時間ずっとただただ市街地でのソマリア人と米軍デルタ・レンジャー隊との銃撃戦が続きます。
そこには何の感動も興奮も涙も愛も無い。
ただ、違う人種の人間がひたすら殺しあうだけの映画(ラストはちょっと違うけど)。
僕はこの映画を見て、「これが戦争なのか」と唐突に理解しました。戦争は、男女の愛を引き裂いたり、主人公が親友を失って悲しんだりして、物語を盛り上げるちょっとしたスパイスなんかじゃない。この映画以降、ノンフィクション映画をよく見るようになりました。『JFK』、『ニクソン』、『13デイズ』とか。
映画を見た後にウェブで色々と当時の政治情勢や出来事を調べたりするのも、また新しい映画の楽しみ方でしょーか。
